フィルムの帰還 Return of the Film

または カメラおじさんへの道

記録よりも記憶に近い色表現をしてくれるフィルム Canon AE-1, Porta 400

 KodakのPortaシリーズ、なかなか高いフィルムでフィルム初心者には気軽に手が出せない感じがありますね。さまざまな作例を見ると、フジよりも黄色みが強く、欧米の方々肌色をきれいに見せるような方向性。知り合いの子供と遊びがてら写真を撮りに出かけたので、けっこう高めなこのフィルムにチャレンジしてみました。

 

Canon AE-1, NFD 50mm f/1.8, Kodak Portra 400

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果としては、素晴らしい柔らかさで、夕方の柔らかい中にも鋭さのある日差しを見事に捉えてくれました。黄色みが強いことで、みどりも柔らかく写る。そして日本人の肌色でも黄色くなりすぎず、程よいぬくもりを感じさせる仕上がりになっていると思います。

ちょっと粒状感が強め(高級フィルムなのでもっと滑らかだと思っていた)でありますが、魅力あるフィルムですね。

 

順光で明暗差のある1枚目と3枚目はけっこう露出オーバーですね。こういうところもこれから学んでもっとうまくならないと。。